ペンシルビル水平振動の制振対策
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- 風揺れによる有感振動対策
- 新築事務所ビルにて風揺れによる有感振動が発生しており、その対策として屋上にTMDを設置し、ビルの横揺れを低減させた。
対策のポイント:小型のTMDを複数設置して対策
竣工後に対策を行ったため、屋上に大型のTMDを設置するスペース、耐荷重が不足しており、小型のTMDを複数台設置することで対応した。
対策:屋上にTMDを設置
新築された事務所ビル(地上9階建て)にて強風時に体感する程の横揺れが発生しており、対策として屋上にTMDを設置した。TMDはマス質量1tonの装置を7台分散して設置した。
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屋上TMD配置図
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TMD
効果:建物固有振動数における振動加速度レベルを1/2以下に低減
TMDを設置したことにより、建物固有振動数における振動加速度レベルはX,Y方向ともに6dB以上(1/2以下)の低減効果が得られた。また、建物減衰比も1%から12%へと改善し、振動が収束するまでの時間も大幅に短縮された。
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TMD-ON/OFFの振動加速度スペクトル
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TMD-ON/OFFの減衰波形
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TMD-ON/OFFの比較