予測・解析・シミュレーション
特許機器では対策効果をより確実に得るために、対象となる振動問題に応じて
以下のような予測・解析・シミュレーションを行い、
理論的な検証を行った上で対策をご提案しております。
防振検討
ビルや工場などの建物建設時に多数の空調衛生設備や電気設備が導入されます。これらの設備に起因して発生する振動障害を事前に防ぐために、構造体諸元や機器加振力から設備稼働時の発生振動を予測し、適切な防振装置を選定致します。
FEM解析
構造物の固有値成分が振動障害の要因となっている場合、対策を行うに当たって、振動モード形状の把握が必要なケースがあります。FEM解析を行うことで複雑な構造物でも正確な振動形状を把握することができます。
精密装置のステージ応答予測
精密部品製造工程に使用される装置には、高速のステージ移動を伴うものがありますが、発停時に大きな加振力を発生し、装置自身に振動影響を与えます。特に除振対策時は支持バネ剛性が低いために大きな揺らぎを生じることが懸念されますが、このようなケースについて応答レベル、振動収束時間などの予測を行います。
制振検討
構造物の応答特性(固有モード)に起因した有感振動障害では(床、建物水平振動、ブリッジなど)、動吸振器(TMD、AMD)を用いた制振対策が効果的です。対象構造物の諸元や用途、振動データから適切な制振装置を選定し、効果予測を行います。
振動予測計算より制振装置の導入要否判断が可能です
床振動予測ツール
対象・用途・振動の周波数等を入力することで、おおよその床振動に関する居住性予測が可能です。(※)
制振装置の導入・振動対策を検討される場合は弊社までご相談ください。
※ 振動予測結果を保証するものではありません。構造設計者による最終判断が必要となります。
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お問い合わせ
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