Wind Bell

床面とオーディオ機器間の振動絶縁によって、音質向上・オーディオ機器による振動障害を解決できるインシュレーター。
防振、制振、除振などの専門分野で活躍している特許機器が、振動メーカーの強みを活かしコンピューターの解析技術、音響、振動計測技術を駆使して、オーディオ機器と床面間の振動伝達メカニズムの詳細な解明を図る過程で生み出されたものです。
Wind Bell WBシリーズ WB-30

特徴
- 「風鈴効果」…風鈴の特性を生かしたチューニング作用
- 「チューニング作用が床面(材質,剛性)の影響を受けない」
- 「振動遮断のみ」と「風鈴効果付き」のリバーシブルに選択可能
- スピーカーの上に搭載して「メカニカル・スーパーツイーター」効果
仕様
- 対象オーディオ機器重量
- 7 ~ 30 ㎏ / 4個
- 外径寸法
- Φ45 × 41 ㎜
- WB重量
- 220g / 1個
Wind Bell AVCシリーズ AVC-25 / AVC-50

特徴
- 振動遮断性能を低コストで実現した新インシュレーター
- 3次元特殊支持構造(業界初) 高音域の最適ダンピング特性と水平方向・低固有値を併せ持つ新原理
- 搭載機器とねじ締結可能(M6、M8ねじに対応)
仕様
- 対象オーディオ機器重量
- 1 ~ 25 ㎏ / 25 ~ 50 ㎏ / 4個
- 外径寸法
- Φ50 × 35 ㎜
- WB重量
- 135g / 1個
Wind Bell OSシリーズ OS-25 / OS-50

特徴
- 振動遮断性能を低コストで実現した新インシュレーター
- 搭載機器とねじ締結可能(M6 、M8ねじに対応)
仕様
- 対象オーディオ機器重量
- 1 ~ 25 ㎏ / 25 ~ 50 ㎏ / 4個
- 外径寸法
- Φ50 × 30 ㎜
- WB重量
- 35g / 1個
オーディオ機器による振動障害
空気音と固体音
①空気(伝搬)音…オーディオ機器のスピーカーの音のように空気を伝わってくる音で、その音圧により壁体で微小な振動が起こり、壁体の振動が音となって放射する現象。
②固体(伝搬)音…オーディオ機器が振動源になり、直接機器の振動や衝撃などが壁、床などから室内に音となって放射される現象。
ポイント
空気音に関する遮音は、エネルギー解析により導かれる一般式によりその対策を考えることが出来るが、固体音に対して振動は建物躯体を伝搬する速度が速く、減衰しにくいので、予測は困難です。よって、振動を伝えない防振対策が重要である。
固体音の特徴
- 障害が広範囲に及ぶ
- 微小な振動でも大きな障害
- 音質としての圧迫感が大きい
- 純音性(不快な音質)
- 無指向性(音源が特定できず不安)
- 音の干渉(音溜まりの出現)
固体音について、詳しくはこちら
各オーディオ機器の振動源

オーディオ機器の振動源
各種オーディオ機器は自ら振動を発生する振動源を有すると共に、外部から様々な振動の影響を受けています。これらの振動が床などを通じて固体伝搬し、相互干渉することによる固体音障害が、オーディオ機器の品質(音質)を低下させる最大の要因となっています。
スピーカーはボイスコイルの反力が振動源になります。アンプの場合は電源トランスの磁歪振動による「唸り」が、CDプレーヤー、アナログプレーヤーはディスクを回すモーターが音を汚す要因になります。

上記 ○ の数値、310㎐、410㎐などの共振は、原音(100㎐、110㎐)の倍音成分もなく、原音には元来含まれてない歪成分です。剛体からWind Bell支持に置き換えることで、これらの歪成分が激減することが分かります。