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エアコン室外機の固体音(騒音)対策

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エアコン室外機が霜取り運転になると固体音発生
オフィスビルの屋上に設置されたエアコン室外機が、霜取り運転になると直下階で固体音が発生していた。

対策のポイント:特殊な運転をした場合に障害が発生

設備機器によっては、通常運転時には問題なくても、特殊な運転をした場合に障害が発生することがある。

原因:霜取り運転になると、室外機内蔵のコンプレッサー回転数が上昇するため固体音が発生

屋上設置のエアコン室外機が通常運転時には振動、騒音共に30Hzにピーク成分が現れるが、霜取り運転になると95Hzにピークが現れ、直下階での125Hz帯の音圧レベルがNC-20からNC-35のレベルまで増加した。これは、霜取り運転になると室外機内蔵のコンプレッサー回転数が上昇するため、室外機の振動数が30Hzから95Hzへ変動し、加振力も増加したためと考えられる。

  • エアコン室外機

  • 直下階の騒音

  • 室外機ベース上の振動スペクトル

  • 直下階の音圧スペクトル

対策:スプリング防振装置への交換

エアコン室外機はゴムパッドで防振されていたが、ゴムパッドの防振性能は小さく、室外機振動が躯体へと伝搬し直下階で固体音を発生させていた。よって、対策としてスプリング防振装置への交換を提案した。

  • 防振装置を装着した室外機

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