応答加速度、変位の面から耐震、免震構造と減震構造を比較すると下表のようになります。建築設備では震度Ⅵ、Ⅶで破壊的損傷が多発し（⇒早期復旧困難）、震度Ⅴ以下になると被害が激減することが過去の経験から知られています。減震技術は、デバイスを含めて免震構造のように大きなスペースを取ることなく、震度Ⅵ、Ⅶクラスの地震被害を震度Vレベルへ低減することを可能にしました。