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TECHNOLOGY技術情報

振動を科学する

振動は居住環境・音響環境・作業環境・安全環境など、求められる環境によって、それぞれに適した制御が必要とされています。「振動制御」とは、個別固有の現場に発生する振動障害に対し、お客様の事業目的に合わせた最適環境を実現するべく、振動許容量に制御する事と定義しています。

振動制御技術

振動制御技術の大きな目的は、
①振動を低減する、②動特性を改善する、③振動を利用するの三つです。

これら3つの目的を実現するために、「絶縁・抑制・追従・同定」などの技術が用いられています。
制御技術としては「防振・除振・免震」などがよく使われますが、これらは全て振動の絶縁技術を基礎とします。
また「制振」や「耐震」と呼ばれる技術は振動の抑制技術にあたり、双方併せて振動低減に用いられます。
振動特性の改善には、抑制技術に加え、追従という制振技術を用い、「加振・運動・姿勢制御」などがこれにあたり、
例えばロボットの運動効率を上げることに用いられています。

減震技術 減震技術

省スペース設計された対策デバイスにより、地震時の設備機器破損被害を最小限に抑える技術

磁場制御技術

半導体製造工程に代表されるナノテクノロジー分野では、製品加工や評価、試料分析にSEM(走査型電子顕微鏡)などの電子線応用装置が使用されます。これらの装置は作動原理上、環境磁場の影響を受けやすく、近年の高精度化(微細化)とともに対策の必要性が一層増しています。

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